カネボウの粉飾決算事件で、大幅な赤字を抱えた子会社にも粉飾決算をさせていたことがわかったそうです。その手口は、販売価格が下落し価値がほとんどなくなった在庫商品を価値があるように装うなどして過大計上するというものです。期末在庫商品が増加すれば売上原価が減り、利益が多く計上されることになりますので、法人税等の納税額も多くなります。
消費税については、その商品が売れたかどうかに関わらず仕入れたときに消費税の控除額を計算するのが原則ですので、在庫金額をいくら過大に計上しても納税額は変わらないことになります。