私どもの事務所では、年間に約150社以上の法人設立のお手伝いをさせていただいています。
そこで過去の法人設立の統計を見ると、これまで設立した法人のうち75%が有限会社の設立でした。その理由は設立の条件にありました。
新会社法により、この有限会社設立の簡易さが、ほぼそのままの形で株式会社の設立に引き継がれ、「取締役1人で」「資本金1円から」「取締役の任期も最長10年」でOKとなりました。簡単に「法人でもつくろうか」といった時代に突入したと言えます。
個人事業の限界克服や節税など、法人化のメリットだけを言い連ねて個人事業の法人化を押し売りするつもりは一切ありません。
本書では、本来複雑で難解な法人化に伴うメリットとデメリットを、とにかくわかりやすく解説することを心がけました。
これから個人事業や自由業の法人化を検討している方々が、法人化のメリットとデメリットについて理解し、さらなる事業発展のきっかけになれば幸いです。