消費税パーフェクトガイド

 パソコン会計ソフトで消費税の計算をする 

パソコン会計ソフトを使うメリット

消費税の申告書を作成するためには、取引ごとに、課否(課税、非課税、不課税、免税)等を記録して集計しなくてはなりません。取引が多い場合は特に手書きでの対応はたいへんです。

会計処理としても、日々の借方と貸方に勘定科目をつけて分けて記帳する処理や、決算時の勘定科目の集計と各科目の借方と貸方の差額を貸借対照表と損益計算所に割り振る処理がありますが、これらを手作業で行なう労力をパソコン会計なら大幅にカットできます

会計ソフト自体も数万円になってきており、利用する価値は十分ありそうです。

パソコン会計ソフトを使う時の初期設定

パソコン会計ソフトを使うにあたり、原則課税にするのか、簡易課税にするのか、また、税抜経理か税込経理か等、自社(自分)の処理方法をパソコン会計ソフトに設定する必要があります。

会計ソフトは複数ありますが、消費税関係の初期の設定内容はだいたいこのような項目です。

  1. 課税事業者か免税事業者かを選択します
  2. 原則課税方式か簡易課税方式かを選択します。
  3. 税抜経理処理か税込経理処理かを選択します。
  4. 消費税の端数処理方法を選択します。
  5. 原則課税で、課税売上割合が95%未満の場合は比例配分か個別配分かを選択します。
  6. 簡易課税を選択した場合は事業区分を選択します。
  7. 勘定科目の消費税の設定をします。
  8. 補助科目の消費税の設定をします。


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